三城×幸田・初めての・・・編・14



喪失感を得た後孔は何度もヒクついていた。

自然と両足を閉じてしまい自身や孔を隠そうとしてしまうが、三城の手が幸田の太ももに触れあっさりと足を広げられた。

片手を腰に回し高く持ち上げられる。

不意にシーツから離れた自身は空気に触れて、小さく震えた。

自分の格好を恥ずかしいと思う。

だがそれ以上に、恥ずかしいと思う事が恥ずかしかった。

これではまるで処女の乙女じゃないかと自分に悪態をつきながら、幸田はシーツに顔を埋めた。

もうローションのついていない三城の乾いた指が後孔をなぞる。

「んっ、、、」

何かを確認するかのように触れられた入り口がヒクヒクと震えていると自分でも解った。

すぐに指は離され、もっと熱く弾力のある物があてがわれる。

それが何かは見ずとも解る。

待ち望んでいた欲望そのものだ。

「入れるぞ」

短い三城の言葉に返事を返すより早く、三城の雄は幸田の中へと侵入してきた。

先ほど幸田の孔をローションを使って解したが、三城の雄にもローションを塗っているのだろう。

ヌルリとした感触でまるで痛みはなかった。

だがその質量は想像を遥かに超えており、驚いて肩に力が入る。

ズボンの上から触れた時よりも更に大きくなっているのかもしれない。

「あっはっ、、、」

圧迫感に呼吸が思うように出来ず、幸田はシーツから顔を上げて必死で息をした。

胸や肩は下へと沈み、益々腰を突き上げる格好になる。

ゆっくりと、だが止まる事の無い三城の雄は奥へ奥へと進む。

「息、ちゃんとしろよ」

ぴったりと下肢が重なると、三城は身体を折り腰を抱いたまま、片手で後ろから幸田を抱きしめた。

朦朧とした意識の片隅で、背中に触れた三城の胸から着衣をしていない事を知る。

「はっはぁ、、、」

コクコクと頷くが、なかなか上手く息が出来ない。

いつもは無意識にしている呼吸の仕方が解らなかった。

次第に酸素不足で指先が痺れ出す。

三城の手が慰めるように幸田の頭を撫でた。

「すまない」

言葉の理解も出来ず、「撫でられている」と解るまでにも暫く時間がかかった。

「三城、、さん」

とても圧を感じるが、嫌な訳ではない。

息が整うと首を横に向け、やっと出た声で名を呼び笑みを浮かべた。

すると三城の唇が幸田のそれに重ね合わさせた。

優しいキスは直ぐに離れる。

「大丈夫か?痛くないか?」

「大丈夫です。動いて、、、」

チュッと音を立ててもう一度キスをすると、三城の身体はを起し両手で幸田の腰を支えた。

たっぷりのローションで満たされた幸田の孔から、グチュリと卑猥としか言いようのない音を立てて三城の自身がギリギリまで引き抜かれる。

そしてゆっくりと元に収まってゆき、またグチュリと音がした。

その音が厭らしいと感じていたのは最初の数往復だけで、徐々に早くなる抜き差しに思考は彼方へと飛んで行く。

「あっあっあぁっ」

激しい突き上げだった。

幸田はシーツを強く握りしがみ付いていないと、肩がガクガク揺れて脳を揺さぶられてしまう。

立ちきり腹に付きそうな幸田の雄はしとしとと蜜を滴らせていた。

数ヶ月ぶりの行為なのに、恐ろしいほどの巨大な雄で中を擦りあげられ、幸田の頭は真っ白になっていた。

強すぎる快感から、許しを請うように涙が溢れる。

「んっあぁ、、あっ」

ただ喘ぐしか出来ず、すでに足に力が入っていないため支えられていなければ腰も下がっていただろう。

「やだ、、、あっもぉ、、、あっ」

三城の手が腰を抱えなおし、その指の先端が幸田の自身に触れた。

それが合図となって幸田は腰を震わせて欲望の証を放つ。

「くっ、、、」

荒い息を繰り返していた幸田の耳に、苦しげな三城の声が微かに聞こえ最奥を何度か突かれた。

その時三城が達していたと後から理解した。



 
*目次*