三城×幸田・初めての・・・編17



SEXはスポーツだ、と初めに言った人は誰なのだろう。

激しい運動の後に(勝手に)騒ぎ立てたのも相まって、落ち着いた時には身体のだるさが一気にやってきた。

疲労困憊の幸田は、二度目にベッドに運ばれた後溶けるように眠った。

自分のベッドよりも明らかに上質なそこはとても気持ちよく、正に夢み心地だ。

途中三城が隣に潜り込んで来た気がしたが、それが夢なのか事実なのかもはっきりしない。

だた目覚めた時、自分を後ろからしっかりと抱きしめる腕は本物だった。

「ん、、、、朝?」

ピピピ、、、と機械的なアラーム音が鳴り、ぼんやりとした思考で目の前にある置時計を見た。

昨晩と同じ間違いをしていなければ、今は朝の7時前という事になる。

幸田にしては早い目覚めだ。

仕事柄昼夜逆転とまでは言わなくとも、普通のサラリーマンよりは朝が遅い。

大体は9時頃に起床している。

だが当然ながらあの時計は三城のセットしたモノで、見るからに几帳面そうな彼は休日でもこんな時間に起きるのだろうか。

どちらにせよアラーム音を鳴りぱなしには出来ないと、三城に抱きしめられている腕を解して片手を伸ばした。

「ん?あぁ、悪い止めてくれ」

それに気づいたらしい三城も目を覚ます。

「アラームを止めるのを忘れていた。すまないな」

「いえ、起きますか?」

アラームを止め終わった幸田に、先ほど以上にしっかりと三城の腕が絡みついた。

「いや、まだいいだろ?」

質問を質問で返されたかと思えば、その問いもいささか趣旨がずれている気がする。

それに幸田が気づくよりも早く、朝の為かしっかりと自己主張をする三城の雄雄しい自身が幸田の太ももに押し付けられた。



 
*目次*