三城×幸田・初めての・・・編28



「あぁぁっ」

後孔を埋め尽くす三城の自身が、幸田の内壁をえぐりながら出入りをする。

襲い来る快感に耐える為、幸田は必死に三城の身体を抱きしめた。

一度達したというのに、幸田の自身からはとめどなく蜜が溢れ、ともすれば直ぐにでも二度目の絶頂が訪れそうだ。

それでもそれを堪えているのは、なけなしの理性が働いているからだろうか。

「三城、、、さん、好き」

「あぁ、俺もだ」

三城が幸田の奥深くをグリグリと突きながら、二人は唇を重ねあった。

熱く火照る舌を絡ませあい、唾液をすする。

もうダメだ、と幸田は訴えるように後孔をキツク締め上げた。

「みき、、さん、イく、、、もぉあっあぁぁ」

「あぁ、イケ」

ラストスパートをかける三城の突き上げに、幸田は背を丸めて更に身体を密着させる。

良すぎて辛い、という感覚は初めてかもしれない。

それほどの行為に今まで至らなかったのだ。

それは多分にメンタル面にも影響しているのだろうが。

「好き、三城さん好きっ」

幸田の絶叫と共に、お互いがそれぞれに吐精を果たした。

内壁に広がる熱に幸福を感じる。

三城の下で、幸田はいまだにヒクヒクと身体を震わせていた。

「大丈夫か?」

三城の心配そうな声を遠くに聞きながら、今夜も幸田は早々に意識を手放したのだった。





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やはりと言うべきか目覚めた時、隣りに三城は居なかった。

三城が忙しい男だという事は十分に理解しているつもりだが、それでも行為後目覚めた時に一人なのはいささか寂しいものがある。

ぐったりした身体は、汗も精液もついてはおらず綺麗になっている。

三城が拭いてくれたのだろう。

後孔の中にも違和感が無い事を思えば、そこの処理も三城がしてくれたのだろう。

されている自分としている三城の姿を想像してみると、赤面してしまいそうだ。

ベッドから立ち上がり、着せられていたバスローブをしっかりと着なおす。

上質だろうそれは着心地が良く、素肌に当たる感触が何ともいえない。

純庶民の幸田からすれば、ホテルなどならいざ知らず、まさか個人宅でこんな物を使用する日が来ようとは思いもしなかった。

この家自体がホテルのようだし、貸してくれている家主がこれほどかと言うほどバスローブが似合いそうな男なのだが。

「あ、でも三城さんのバスローブ姿見た事ないかも」

とても似合うだろうが、似合い過ぎて噴出してしまうかもしれない。

どうでもいい事を考えながら、気だるい身体を引き摺ってリビングへと向かった。



 
*目次*