君と僕と・7


「ここが主人様の部屋、こっちが主人様の寝室で、その隣が僕の部屋。ウミは暫くは僕と一緒の部屋で暮らそう」

ニルが部屋を案内してくれながら言った。

主人さまの部屋が一番大きくて、端から端まで歩くだけで大変だ。

次に大きいのが主人様の寝室で、その次がニルの部屋で、僕の部屋もニルと同じくらい大きい。

本当の僕の部屋は主人様の部屋を挟んで二人の寝室の真反対にあったけど、慣れるまではニルと一緒の部屋だと言われた。

ニルの部屋もとっても暖かい。

床もフカフカで、裸足でも辛くない。

それどころか足の裏にすれる感触が気持ちよかった。

僕はベッドを寝るために使った事はなかったから床に座って寝ようとしたけどニルが慌てて止められる。

「寝るのはベッドだよ。ココを使って」

ニルはニルの部屋のベッドを使えと言って、部屋を出て行く。

僕達が一緒に眠る事は無かった。
   
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