輪廻楼二周年特別企画−03




「カップルに質問。これは益田と上杉だけやったわ」
上「ぼっ・・僕達でけ、ですか」
益「うーん。微妙なところでお話しが終わってるからその後の生活が気になられてるのかな。何を聞かれるのか緊張するね」
「せやみたいやなー」



*益田さんと上杉さんに質問です。合鍵を貰った(渡した)上杉さんですが、二人は同棲したいですか?


益「したいね。けど、まだ時期尚早だとも感じる。いくら愛し合っていても急激な変化は良くないと思うんだ。でも、なにせ俺自体そういった事(同棲)の経験がないからね。ただ臆病になっているだけかも知れないな」
上「同棲・・したい、ですけど、でも恥ずかしいっていうか。一緒にくらしてたら悪い部分とかみっともないとことか見られるだろうし、それは困るというか、嫌われたら嫌だな、とか・・・」
益「つまり、おいおい、ってとこだね。それよりも早くお泊りに来てもらわないと。話はそこからだよ」


「つづいて二人にはもういっちょや」



*好きだなぁと再確認するのはどんな時ですか?

益「再確認ね。腕の中に和人を納めている時かな。男としてはそれ程小さい訳じゃないんだけど、それでも庇護欲が掻きたてられるんだよね」
上「庇護欲、ですか(そんなに頼りないかな・・・)」
益「和人が頼りないとか、そういう意味ではないからね」
上「(何考えてるのかまで解るんだ・・・)僕は、益田さんの顔を見ている時、でしょうか。寝ている益田さんとか、車運転している益田さんとか、そういう会話以外の時です」


「お、郁個人に質問やで」



*村崎さんは攻めはしないのですか?


村「あらへんわ。なして僕が狗の汚い肛門にペニスみたいな繊細な部分入れなあきまへんの。気持ち悪い」
「・・・ようここでそれ言えるな。そんな郁が俺は好きやけどな」
村「なんや問題ありますん?」
「攻めキャラの前でよう言えるなぁ、言うて関心してるんや」


「次は実や」
実「みの?」
「せや。けど、実に質問ちゃうねん。実に聞いてきてもらいたいねんて」
実「みのが、きくの?」
「実やったら何聞いても許されるから、やそうや」


「はぁい。『きりしまくみのみなさんにしつもんです。』」



*一番怖いものは何ですか?


中「オヤジと宮川さんと香坂さんと・・今だったら警察もだな。服役しちまったらまともに亮太に会えなくなるからなぁ。あ、一番って事は一個だけが良かったか?なら亮太だな。亮太に嫌われんのは怖ぇぞ?」


遠「確かに。実と暮らしてからは警察や逮捕てなモンにも多少の恐怖を感じるようになったな。後、実の危険だな」
「みののきけん?こわい?」
遠「あぁ。実が危険に晒されたり、万が一殺されたりと思うとな」


谷「これといって思いつきません」
千原(以下・千)「やはり組長でしょうか」


赤星(以下・赤)「俺も答えんの?」
「一応霧島組の皆への質問だからな。出番少なくても答えとけ」
赤「そうだなー。カシラが怒ったら怖いけど。それぐらい?組長とはあんまり会う機会がないからねー」
長谷川(以下・長)「俺もカシラ怖いっす。実さんのお世話するようになって頻繁に殴られるようなったんで、それぐらいじゃぁ大丈夫なんですけどね。なんていうか、精神的な畏怖?」
「ゆた、こわいの?ゆた、こわくないよ?」
赤・長「それは実さんだけです」


「つぎです」



*背中には何が描かれていますか。実くんに見せてください


中「昇り竜だ。青龍だぞ。どうだ、実」
「・・・め、こわい」
中「そりゃな、可愛かったら意味ねぇだろ」


遠「白虎だ。実はいつも見てんだろ」
「うん。おふろとかでみる。しろいとらさん。どうぶつえんにいるの?」
遠「そりゃぁホワイトタイガーだろ。ちげぇよ」


谷「獅子と牡丹だ」
「しし?ぼたん?」
谷「獅子はライオンの事だ。牡丹は花だ」
「これ、らいおんさん?みえない。みののしってるらいおんさん、ちがう」(獅子はシーサーに似ていると夢咲は思う
谷「・・・・あぁ」


千「昇り鯉と金太郎です。飛躍の意味です」
「きんたろーさん。かわいいね。これだれ?」
千「モデルは特に居ません」


赤「俺は無いよ。潜入捜査とかであると一発でヤクザってバレちゃうからね」
長「俺も無いっす。俺はただまだない、ってだけですけど。いずれは千原の兄貴みたいなでっけぇ鯉背負いたいっす」


「ちなみに、俺と村崎と花岡は誰も入ってへんで。実、こん中でどれが一番綺麗や?」
「んー。ちーちゃんの。こいさんもきんたろうさんもかわいいね」
「そこは嘘でも遠藤って言っといたれや」
「へ?なんで?うそはだめなんだよ」


「さぁ、そろそろえぇ時間なってきたし、最後の質問いこか。最後はカップル全員にや」
幸「最後ですか、緊張します」



*恋人に浮気疑惑が浮上しました!どうしますか?


「さぁ、どうする!」


三「恭一がか?ありえないな」
「まぁ、そういうなや。例えば、やねんから」
「・・・疑惑段階であるなら、興信所を使ってでも真偽を明らかにする」
「もし浮気しとったら?」
三「浮気をした理由を問い、相手と完全に別れる意思があるならその後の誠意を見る」
「とりあえず許すんや」
三「・・・俺が簡単に恭一を手放せない」
「ほんま、惚れてんねんなぁ」


「そない言うてるで。幸田さんやったらどないする?」
幸「春海さんに浮気疑惑・・・(浮気してても僕にばれるようなヘマ、しないと思うけど・・・そう考えると怖いかも)・・すっごく気になっても聞けないと思います。でもそわそわするだろうから、春海さんに普段と様子が違うの気づかれて理由聞かれて、結局『疑ってる』って言って・・・浮気の有無とは関係なく丸めこまれて有耶無耶にされそうです」


中「とりあえず亮太監禁するだろ、・・・」
湯「どうして疑惑でしかないのにそんな事されなきゃいけないんですか!?浮気してないかもしれないじゃないですか」
中「けどよ、少なくとも疑われるような行動があったんだろ?なら、念のため監禁して、それから調査する。万が一浮気してた場合は、相手の奴は酷い死に方になると思っとけ」
湯「・・・酷い死に方」
中「俺のモンに手ぇ出したんだ。当然だろ」


湯「学さんが浮気ですか・・・今もしてないんだかどーだか」
中「なんだ?疑ってんのか?」
湯「だって、しょっちゅうキャバクラだのスナックだとホストクラブだの行ってるらしいし、俺の知らない香水とか化粧品の匂いさせて帰って来るし」
中「飲み屋行くのも仕事だってぇの」
湯「知ってますけど。そこで何してるかまでは解りませんし、その後が無いとも限りませんし」
中「妬いてんのか?」(ニタニタ
湯「別に!」
中「じゃぁ、もし本当に俺が他の奴と犯ってたらどうするよ?」
湯「・・・別れますよ。出て行きます。捕まえられても逃げますからね」
中「そりゃぁ困るな。浮気なんてしねぇから安心しろ」


遠「浮気か?実が?考えられないな。まず、実が嘘や隠し事が出来るとは思えません」
「そこはそんなん言わんと。たとえば・・・ほれ、実の護衛の長谷川とか」
遠「殺す。とりあえず殺します」
香「疑惑やぞ?もし間違ってたらどないすんねん」
遠「その時はその時です。墓前で謝罪でもしますよ」


「遠藤が浮気してるかもしれんーなったらどないする?」
実「うわき?・・・・・。ほかのひと、すきなっちゃうの?」
「好きならんでも、SEXしたりやな」
実「・・・みの、ゆたがみのちがうひととえっちするの、やだ。ゆたがほかのひと、ぎゅするのもやだ」
「せやからな・・・・実が疑惑とか気つく訳ないし、遠藤が実程度に気づかせるわけないなぁ。けど、もし「してるんかな?」思たらどないする?」
実「おもったら、きくよ。ゆたに、「うわきしてるの?」ってきく」
「・・・そんなん聞いて素直に答える訳ないやろけどな」


益「和人が?そうだね、和人は身体だけの浮気をするタイプには思えないから、気持ちが俺から離れていったのなら潔く別れるよ。そりゃぁ辛いし未練は残るし、もう次の恋なんて出来ないかもしれないけどね。気持ちの無い相手を縛り付けておくのは、愛する人故にできないよ」
「浮気してたんやなくて、疑惑やったら、聞いてんねん」
益「あぁ、すみません先走っちゃって。そうだね、冷静に尋ねます。和人は嘘が苦手だと思うのでそこではっきりする筈です」


上「・・・相手が女性なら、何も言えないかもしれません。元々益田さんはヘテロセクシャルな方ですし、僕にはどうしたっておっぱいも・・・女性器もないですし。それに子供が欲しいと考えてるなら余計にです。気持ちが僕に無くなってても、僕からは別れを切り出せないかも」
「疑惑や、言うてるやろ。お前らな、人の話し聞け」
上「あぁ、ごめんなさい。疑惑・・・たぶん、何も聞けずに一人で思い込んでへこんでます」


ク「直哉の浮気疑惑か。疑惑だけでは話が出来ない。きちんと真相を聞きだす。そして、浮気でなくともそうと取れる行動を直哉がしているなら、私はきっと耐えられないので可能ならば止めて欲しいと希う」
北「日本人と欧米人では浮気に対する感覚が違うと思いますが、私の中でそれが疑われるようでしたら、証拠があるなら問います。ですがきっと強くは言えないと思います。否定されればそれ以上は言えないかと」
ク「日本人は挨拶にあまり肌を触れ合わせない。そういった面も直哉には欧米人が不思議に映るのだろうか?」
北「貴社に勤めて海外の方との交流もあり、ただそれだけで驚くような事はなくなりました。ですが、今目の前でレイズがそうなされば、どう感じるかは解りかねます」


「郁、郁も一応答えとくか?」
村「そない言うたかて、僕恋人おりまへんからなぁ」
「狗はどないや?狗は恋人ちゃうんやったら、他の奴と何してもかまへんのか?」
村「僕以外の人とナニあるような野良狗、いりまへんわ」(ニッコリ
「捨てる、いう事か?」
村「僕の記憶からデリートする、言うんが正しいかもしれまへんな」



***


「これで予定全部終了や。どないやった?」

幸「恥ずかしい質問とかもあって・・・恥ずかしかったです」
三「取るに足らんな。時間の無駄だ」

中「なかなか面白かったな」
湯「俺は全然面白くなかったです」

遠「こんなモン、知りてぇ奴がいるとは、よっぽど暇なんだな」
実「みの、ちゃんとこたえれた?」
遠「あぁ、実はよくやったぞ」

益「和人の事が知れて、そういう意味では俺も楽しかったね」
上「僕もです。僕も、益田さんの事が知れて嬉しかったです」

ク「改めて問われると言葉に表すのは難しいものだと感じた」
北「そう、ですね。言葉で伝えるというのは、恥ずかしかったです」

村「今度は僕も恋人さん作ってから答えたいわぁ。それに、なんで静也だけ不参加なん?不平等やおまへんか?」
「あいつはおいおいや。影薄い言われんうちに引っ張り出さなあかんな」



「次は来年になるんかな。そん時はもっと住人が増えてるかもしらんし、俺にも可愛い恋人おるかもしらんし。一年も先の事はわかれへんけど、せいぜいご愛顧にしたってんか。今後ともよろしゅうな」









ふと屋敷の窓の外を見ると、あれ程激しかった嵐は朝日と入れ替えに去っていた。

木々の朝露の中、突如集められた輪廻楼の住人達は、それぞれカップル仲良く寄り添いながら帰って行ったのでした。

めでたしめでたし。





【おわり/輪廻楼・2周年記念企画】




特別企画、最後までお付き合い頂きありがとうございます。
こういった物を書いたのは初めてで、色々な面でドキドキしております^^;
ここまでサイトを続けてこれたのは、私の拙い文章を読んでくださる皆様のお陰に他なりません。
最後になりましたが、輪廻楼にお越し頂いた全ての方に感謝を。
これからもどうぞご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。
10/11/4・夢咲伽恵

*目次*